大規模修繕のAtoZ

中間・竣工検査のチェックポイント

検査のポイント

検査では表面の仕上がりはもちろん、大規模修繕工事のような既存の建物に施す工事の場合、仕上げ前の下地処理の確認が非常に重要です。
たとえば、塗装工事の場合、既存の塗装面の除去、下地補修、塗料の下塗り・中塗り・仕上げ塗りなどの工程ごとに検査をおこない、表面の仕上げに隠れてしまう各工程の作業品質も確認していきます。

また、工事は毎日さまざまな箇所でおこなわれるため、監理者(コンサルタント)がすべての施工箇所に立ち会うことはできません。そのため、施工会社が各工程を写真撮影し、検査の補足資料として提示することになります。