Q.中古マンションの購入を検討しています。リフォームを行うことを前提に幾つかの候補を見繕っている最中なのですが、マンションの場合、自分の部屋の修繕や改修には何か制約があるのでしょうか?
A.マンションを購入した場合、その部屋は区分所有者の専有部分となります。
専有部分については、他の区分所有者の専有部分や共有部分に影響を与えない限り、自由に修繕や改修を行うことができることが多いですが、管理規約の内容にもよりますので、まずは確認が必要です。また、騒音や振動を伴うリフォームを行う場合は、理事会を通じて事前に居住者へ工事日程を伝えるのが一般的です。
ただ、注意しておきたいポイントとして自分の部屋の一部と勘違いしがちな場所でも共有部分があるということです。例えば部屋の玄関ドアの内側、部屋の窓、ベランダなどは共有部分となります。こうした部分については、勝手に修繕や改修を行うことはできないということを覚えておきましょう。