建物診断の結果にもとづき、大規模修繕工事で実際に施工する工事項目を検討し、決定された工事項目に応じた工事費が算定されます。
工事費は工事項目ごとに施工範囲(数量)を算定し、それに単価を掛けた金額を集計、見積書として管理組合に提出されます。
建築の工事費は、下図のような項目で構成されています。
足場や防水、外壁塗装などの工事費は「建築工事」として見積に計上されます。また現場事務所は「共通仮設費」施工する職人の管理など現場を運営する費用は「現場管理費」に含まれます。