管理組合の運営

マンションの防災対策、何をすべき?

Q. 最近は地震などの災害のニュースも多く、管理組合としても何かしらの防災対策をしておくべきではないかという意見が出てきています。
管理組合としては、どのようなことを準備しておいた方がいいのでしょうか?

A. 仰るように、日本は地震をはじめとした天災に見舞われることが多い国です。そのため、管理組合としてもいざという時に備え、防災対策をしておくべきでしょう。
まずは建物が新耐震基準に準拠されているかどうかを確認することです。もしも新耐震基準に準拠していない場合、耐震診断を行うことをおすすめします。
その他、以下のような対策が考えられます。

●避難訓練
●広報活動(居住者に水や食糧備蓄の呼びかけ、避難経路の周知、近隣の避難所の周知など)
●居住者名簿の整理
●管理組合としての備品(水・食糧、暖房用品、調理器具等)の備蓄
●防災マニュアルの整備

2011年の東日本大震災のような大規模災害の場合、自治体の支援が遅れることもあります。そのため、平時から自分たちで自分たちの身を守る準備をしておくことは非常に重要なことだと心得ておきましょう。